CD 輸入盤

『カルメン』全曲 ライナー&RCAビクター管、スティーヴンズ、ピアース、他(1951 モノラル)(3CD)

ビゼー(1838-1875)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88843041212
組み枚数
:
3
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ビゼー:カルメン(3CD)
ライナー&RCAビクター管弦楽団、スティーヴンズ


1948年から1953年まで、メトロポリタン歌劇場の指揮者としてメトに黄金時代をもたらしたフリッツ・ライナー指揮によるかけがえのない名盤、1951年の『カルメン』の復活です。1948年に『サロメ』でメトにデビューし、センセーショナルな成功を収めたライナーは、1953年にシカゴ交響楽団音楽監督に就任するまで、メトの指揮者陣の支柱的存在として、モーツァルト、ワーグナー、シュトラウスなどの独墺オペラを中心としたレパートリーに取り組み、メトの上演水準を飛躍的に高め一時代を画しました。ライナーのオペラ指揮者としての手腕を現在に伝えるのが1951年にRCAによって録音された『カルメン』で、上演のラジオ放送からのエアチェックを除き、ライナーがメト時代に残した唯一のオペラ全曲盤であり、またライナーにとって生涯唯一のセッション録音によるオペラ全曲盤ともなった貴重な録音です。オーケストラと合唱は、メトのアンサンブルではなく、録音用に編成されたRCAビクター管弦楽団とロバート・ショウ合唱団が起用されているものの、歌手陣は当時メトの舞台で歌っていた人気歌手が起用されています。
 カルメンは、1913年生まれのリーゼ・スティーヴンズの十八番で、アメリカ生まれの彼女は殊の外この役を得意としていて、メトではなんと124回も歌ったという記録が残っています。ドン・ホセのジャン・ピアース、エスカミーリョのロバート・メリルもメトの常連歌手で、その迫力あふれる歌唱は1950年代のメトの華やかなステージを彷彿とさせてくれます。CD初期のリマスター以来、久しぶりのオリジナル・アナログ・マスターからのリマスターによって、モノラルながらもクリアで豊かな音で名演を味わっていただけます。(RCA)

【収録情報】
・ビゼー:歌劇『カルメン』全曲

 リーゼ・スティーヴンズ(メゾ・ソプラノ:カルメン)
 ジャン・ピアース(テノール:ドン・ホセ)
 ロバート・メリル(バリトン:エスカミーリョ)
 リチア・アルバネーゼ(ソプラノ:ミカエラ)、他
 ロバート・ショウ合唱団
 RCAビクター管弦楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)

 録音時期:1951年5月、6月
 録音場所:ニューヨーク、マンハッタン・センター
 録音方式:モノラル(セッション)
 新リマスター

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Carmen / Prlude
  • 02. Carmen / Act I / Sur la Place, Chacun Passe
  • 03. Carmen / Act I / Regardez Donc Cette Petite
  • 04. Carmen / Act I / Avec la Garde Montante
  • 05. Carmen / Act I / Une Jeune Fille Charmante
  • 06. Carmen / Act I / C'est Bien L, N'est-Ce Pas
  • 07. Carmen / Act I / la Cloche a Sonn (Chorus of Cigarette Girls)
  • 08. Carmen / Act I / la Voil, la Viol
  • 09. Carmen / Act I / L'amour Est Un Oiseau Rebelle (Habanera)
  • 10. Carmen / Act I / Carmen! Sur Tes Pas
  • 11. Carmen / Act I / Quels Regards! Quelle Effronterie!
  • 12. Carmen / Act I / Parle-Moi de Ma Mre!
  • 13. Carmen / Act I / Reste L Maintenant, Pendant Que Je Lirai
  • 14. Carmen / Act I / Que Se Passe-T-Il Donc L-Bas?
  • 15. Carmen / Act I / Mon Officier, C'tait Une Querelle
  • 16. Carmen / Act I / Tralalalala, Coupe-Moi, Brle-Moi
  • 17. Carmen / Act I / PRS Des Remparts de Sville (Seguidilla)
  • 18. Carmen / Act I / Voici L'ordre - Partez

ディスク   2

  • 01. Carmen / Entr'acte
  • 02. Carmen / Act II / Lest Tringles Des Sistres Tintaient (Gypsy Song)
  • 03. Carmen / Act II / Messieurs, Pastia Me Dit
  • 04. Carmen / Act II / Vivat! Vivat Le Torro!
  • 05. Carmen / Act II / Votre Toast, Je Peux Vous Le Rendre (Toreador Song)
  • 06. Carmen / Act II / la Belle, Un Mot
  • 07. Carmen / Act II / Eh Bien, Vite, Quelles Nouvelles?
  • 08. Carmen / Act II / Nous Avons en Tte Une Affaire (Quintet)
  • 09. Carmen / Act II / Mais Qui Donc Attends-Tu?
  • 10. Carmen / Act II / Halte L! Qui Va L?
  • 11. Carmen / Act II / Enfin C'est Toi!
  • 12. Carmen / Act II / Lalalala - Attends Un Peu, Carmen
  • 13. Carmen / Act II / Le Fleur Que Tu M'avais Jete (Flower Song)
  • 14. Carmen / Act II / Non! Tu Ne M'aimes Pas
  • 15. Carmen / Act II / Hol! Carmen! Hol! Hol!
  • 16. Carmen / Act II / Bel Officier, Bel Officier

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ライナー&スティーヴンズの「カルメン」は...

投稿日:2014/09/17 (水)

ライナー&スティーヴンズの「カルメン」は同じソニーから52年のメト・ライヴが出ているが、出来栄えは断然このスタジオ録音のほうだ。スティーヴンズは美人歌手として有名だったが、声量はさほどなかった人のようで、ライヴでは声を張り上げオーバーな表情付けが鼻につき、ライナーのテンポについていけない失態もあった。スタジオ盤ではそんなことはなく、妖艶な歌唱を楽しめる。他の配役も強力で、アルバネーゼのミカエラ、メリルのエスカミーリョは全く素晴らしい。ライナーの引き締まった指揮も抜群であり、音質もよく、今尚「カルメン」の名盤として古びていない。なお、第4幕への前奏曲でプロヴァンス太鼓が使われていたり、グランド・オペラ形式上演としてバレエ音楽が挿入され、そこに「アルルの女」のファランドールが出てきたりという珍しい改変がある。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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ほぼ同じキャストでRCA盤があり、それも名...

投稿日:2011/08/12 (金)

ほぼ同じキャストでRCA盤があり、それも名演だったが、これはそれに実演の迫力が加わり、一層凄い。メトでのライナーの演奏には外れ無し!!どれも凄い演奏です。スティーブンスも日本では評価・人気今一ですが、メトで愛された理由が良く分かります。このカルメンは、まさに典型的(?)なカルメン。カラスの様な目新しさはありませんが、私にとって思い描く通りのカルメンで安心して聴けます。何より、WALHALLのメト・シリーズは、異常に音質が良い!!これが52年の録音とは、とても思えません。

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